前回の続きです。iZotopeの動画を簡単に訳して簡単にまとめます。
今回のtipsはひとつ。
Tip3
Balance like a music lover not like an engineer.
エンジニアのようにではなく音楽好きのようにバランスをとれ
- 一番盛り上がる所、音数が多いメインのセクションからミックスしていく
- いったん全部ミュートしてから各楽器を0からフェーダーを上げながらそれぞれの音量を決めていく
- フェーダーを上げる際にゆっくりじわ~っとあげないでスーッと早めにあげる。そうすることで直感的にベストと思われるボリュームをねらう。ゆっくり上げると音を聴きすぎ考え過ぎてしまう。
- このケースではキック→スネア→オーバーヘッド(ドラム全体)→ベース→ギターの順で決めていっている
- キックは2つあるアタックを担当してる音と胴鳴りを担当している音、アタックの方だけを先に出して、サーっと胴鳴りを上げながらいい感じでファットになるところをさがす。
- このセッションのスネアはトップとボトムがある。同じように片方をスーッとはやめにあげながら音を決めている。
- キックとスネアをコールアンドレスポンスの関係になるようにする。つまり音の印象を同じくらいの強さにする。
- オーバーヘッドにしかハイハットがないっぽい。
- その後スネアサンプルという別のスネアを発見。しかし既にスネアのバランスは取っていたのでちょっとでかすぎる。常に音を足して行くに従っ然前にミックスした部分を調整すること。これはずっと続く。
- ベースはDIとアンプの2つ。今風にしたいのでDIをリードに出す。他と同じようにさっと上げ。
- ギターは全部で6トラック。2 2 2のペアになっている。ペアはそれぞれブライトとワーム。イコライジングするようにバランスをとっている。
- そこからボーカルへ。
- ボーカルがある場合ボーカルが重要だからと言ってボーカルからミックスしない。
- ハイハットとボーカルがぶつかる所でパワーがうまれる。
- エンジニアであればボーカルが小さすぎるだろうところだが、ボーカルをギターとハイハットの奥におくことでグルーブに重きを置いている。
- ボーカルに関してはリスナーが言葉の意味を聴き取ろうとするからそれによって「なんて言ってるの?」っていう注意を引くことができる。これが逆に聞こえすぎると逆に曲が注意をひけなくなってしまう。
- よく言われるボーカルのいいバランスはジャンルにもよるがそこを意図せずに聞こえすぎるからリスナーの注意を引けない。
- まずこのようにフェーダーバランスを取った上で細かい調整に行くという流れなのみたい。それを最終的に聴きながら残った問題点を書き出している。
こんな感じです。
ところどころ間違ってるかもしれません。気づいたら修正します。気づいたら教えてください。