音楽制作

ミックスで音がこもっているときの対処法

投稿日:2017年04月09日 更新日:

前回、制作記録の中で書きましたが、高域に関してはマスタリング前にEQで無理やり上げても上手くまとまるし、かえってトラック単体を扱うよりうまくいくケースが割りとあります。

ところが中低域に関してはまったくそんなことは無いです

Sponsored Links

今回はミックスがこもっているなモコってるなと感じたときにすべき事を書いて見ようと思います。

音を増やして行く過程でいつの間に抜けが悪く、まるで水の中の音を聞いてるようになってしまう時があります。
そういうときは中域から低域に問題があることが多いです。周波数で言うと100hzから300hzくらいになります。

まずやることとはどこに原因があるか探ります。
マスタートラックにEQを挟んで狭いQカーブの山を作ります。
そして高域からゆっくりとその山を下ろしていきます。

注意:この時大きな音が発生しますのでスピーカーやヘッドホンのボリュームには気を付けながら作業を行って下さい。

そうすると低域のあるポイントで音が飽和する部分を見つけられると思います。
飽和するというのはやってみるとわかりますが、音の不快指数がピークに達して発振した感じになり、耳やスピーカーに一番悪い感じになるポイントです。

ここが今のミックスをもこらせているポイントであることが多いです。
ここでこの周波数をメモします。

さらに今度は逆にQカーブの狭い谷を作ります。それをこちらも同じように高域からスライドさせていくと今度は一気に開けた感じになる瞬間が来ると思います。
そこがやはり、いま問題を起こしている周波数です。

両方の方法で見つけた周波数が同じならほぼ間違いなくそこが、
別々なら、どちらかあるいは両方が原因であることが考えられます。

その周波数に音が重なり合いすぎているか、単独のトラックが出しすぎているはずです。

一つ一つトラックを耳とアナライザー確認していきます。

そしてその周波数を取り合っているトラックを見つけたら、そのトラックだけを慣らしながら調整します。

複数のトラックが該当するなら両方その周波数を引くことも考えられますし、一方はそのまま、他方は引くということも考えられます。そこは音を聞きながら一番合った組み合わせを探しましょう。

ギターやピアノ、シンセ、スネアなど中域の楽器が原因であることがやはり多いですが
意外にハイハットの低域やベースの上の部分が出すぎていることが原因だったりすることもあります。

これをやるとスカっと霧がはれたような感じになるので気持ちいいのですが、やりすぎてスカスカになってしまうことありますので気を付けないといけません。常にEQを掛ける前と後、値を変える前と後を切り替えながら作業をしていくことで、大事なものをなくしていないかに注意するようにしましょう。

Sponsored Links

 

 

 

 

 

Sponsored Links

-音楽制作

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

DTMにおける正しい判断=画面を見ないこと

DTMやってる人はみんなPCで音楽を作ってるわけですから、ずっとディスプレイをみながら作業をしているわけです。 今日は判断のたびにディスプレイを見ないことで作曲の質もミックスも向上するってことを書いて …

ミックスバランスを一気に良くする手順とTips

ミックスしていく上で最初にやることはそれぞれのトラックのボリュームを決めてバランスを取ることです。 これにはエンジニアごとに結構ちがったりするんですが、僕が一番しっくり来ている方法を書いておきます。 …

音楽家にとって5mm方眼ノートは良いものです

基本的に制作の記録は全部残すようにしています。 コード進行をどう変えたかとか、サンプルを使ったなら何から取ってきたのかなど。 文字で残せることは全部Evernoteに書いてるのですが、譜面や図は紙に書 …

謎の名画の展示を見に行って音楽制作に役立てられそうだと感じたこと

先日、謎の画家と言われるヒエロニムス・ボスの代表作「快楽の園」のインスタレーションを見に行きました。 Sponsored Links ヒエロニムスは15世紀、オランダの画家です。 当時、公式の画家とし …

WebCMからYouTuberまで、BGMを選ぶ際に考慮すべきこと

一緒に仕事をした映像作家の友人と飲んでたのですが 広告映像を作るの時のBGMの選び方の話を聞いたので補足しながら書いておこうと思います。 映像作る人にも音楽作る人にも役立つのではと思います。 以下一人 …

スポンサードリンク