今回は耳コピソフト、
耳コピは勉強という点では本を読むよりも得るものがあると思っています。
ピアノロールに音程が表示されるタイプ
そうすると2つしかありませんでした。
Transcribe! と Capo
今回は両方ともHansZimmerのTime (映画インセプションより) の最後の盛り上がる部分を表示しています。
Transcribe!

(もちろん広く指定しすぎるとでっかい山になってしまいますが)
この機能は時間軸が進むに従ってスペクトラムアナライザーのように動き続けるわけではなく、常に選択しているポイントの状態を表示します。スペアナばりにシャカシャカ動いたら全然目で追えないのでよく考えられてると思います。
その右隅のボックスに指定しているポイントの予測されるコードが表示されています。
現在は1つだけ表示されていますが、状況によっては3つくらい表示されることもあります。
Capo

曲の読み込みの段階でコードを解析して常に全部表示しています。
このコード解析は完全に正確というわけではないのですが、さっとコードを見たい場合には便利です。ただバックグランドのピアノロールが少し薄いくて見にくいかなと思う部分もあります。
機能が少ない分操作性は良かったです。
注意したいこと
気をつけたいことですが、音数がすごく少ない部分、例えばPADだけなってる部分とかピアノだけなってるとことか。
こういった場合低音の倍音も表示されてしまうことがあります。
例えばドがなっていたら1オクターブ上のソにうっすら線が入るということがあります。
音が少くて低音もなっているところでは気に留めておくといいと思います。
それと
クラブ系全般においてそうなのですが、でっかいキックが入っている曲は下の部分がキックでごちゃごちゃに写ってしまってよくわかりません。
EQでキックを抑えればうまくいく場合もあるのですが、ベースも下がり過ぎて結局見えないというケースもあります。
以下はChainsmokers”Roses”をアナライズした画面です。
そういった場合は、低域は耳でコピーして、中域以上をソフトで確認していくようにしています。
ベースが低すぎて聴き取れない時は1オクターブ上げてみると聴き取れます。
さらに
音楽の理論に慣れないうちは全部C/Amに移調して耳コピすると、より分かりやすく曲を理解できると思います。
金額
デモバージョン