メンタリティー

海外に移住して音楽家として生きていくことと収入のこと

投稿日:2017年04月26日 更新日:

パスポートを見たら先日の4月23日で日本を出てから3年が経っていました。
ちょっと過ぎてしまったけど、海外に出て音楽を仕事にして生きていくことに至った僕のことを書いておこうと思います。

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そんなつもりじゃなかった

日本で10年働いた会社をやめて、とりあえず行けばなんとかなると思ってドイツ、ベルリンに来ました。

もう30歳を超えていたのでワーキングホリデーを取得することはできず、約1年の語学習得ビザ、その後国外退去処分をくらい東ヨーロッパに移ったあとまた戻ってきてアーティストビザを取得しました。
いまはアーティスト活動のかたわら、このAtagoSoundsで音楽を作って生活しています。

 

自分の名前でずっと音楽活動はやっていたんです。
ちょうどこっちに来るタイミングでヨーロッパのレーベルからCDを出したのもあったので、何となく音楽に集中するようなつもりではいた。

ただ映像やら広告やらアプリやらの音楽をやることになるとは思ってませんでした。

アーティスト用ビザ(アート以外の仕事ができない)でドイツに住んでてドイツ語できないし、英語もそんなに上手じゃないとなると音楽でなんとかするという結論しか思い浮かばなかった。
でアタゴをはじめて友人のミュージシャンやエンジニアに助けて貰いながら商業音楽をやっています。

現状の主な収入

でどんくらい稼いでるのか。

正直、全然です。

2017年3月の例でいうと500ユーロ(5万5千円)くらい

内訳は

依頼された仕事 約300ユーロ
ライブのギャラ 約100ユーロ
ストックミュージック 約100ユーロ


依頼された仕事

今の所これがメイン。
クライアントさんは日本かドイツのどちらかです。
ほとんど友人経由、たまにオーディオジャングルやオーディオストック経由で依頼が入ります。
映像のBGMが多いですが、演劇の音楽とかもやってます。


ライブ
atagoじゃなくて本名でも音楽をやっててそっちはライブとかリリースがメイン。
ライブ1本あたりが平均50ユーロ。
今までの最高は1本200ユーロでした。
ジャンルによって変動は大きいと思います 。
ここは日本と違うところ、
「あなたは文化を作るから私たちはお金を払うわ。」っ言う感じでお客さんが来てお金を払ってくれる。
多くのベルリン在住のアーティストは月に何本もライブをやって稼いでいます。
ベルリンだけだとπが足りないのでみんなヨーロッパ中飛び回ってるみたいです。

ストックミュージック
AudioJungleとAudioStockとか。
生活費の足しになればと思って始めたストックミュージック販売ですけどすごく楽しい。
最近は依頼仕事やライブがあるときでも時間を確保して作るようになりました。

だいたい月平均で500から600ユーロです。

 

ベルリンの物価、今はまだ安い

生きて行けないじゃん、と思われたと思います。

ところが現状のベルリンなら不可能じゃないです。(ギリギリだけど)

まずこの街の物価が他のヨーロッパの都市と比べて異常に安い。
行ったこと無いけど東南アジア並です。
食費は自炊すれば月100ユーロ(12000円)くらいで抑えられます。

それと運良く安い部屋に入り込めたっていうラッキーもあります。

それでも3年前と比べたら家賃は上がってるし今後もっと上がるらしいので、収入を上げないとけないのは間違いないのですが、

少なくとも、これまでは音楽の勉強と音楽の仕事に一日まるまるつぎ込んでも生きて行ける環境ではありました。

2017/07/27追記
家賃に関しては現状急激に上がっていて今新たに物件をみつけて契約しようとすると400ユーロ(約5万円)くらいは必要になっているようです。

何をするべきか?

正直アーティスト活動に力を注いで、もっとたくさんライブを入れて、手売りでCD売ればそれが一番効率はいいしそれが一番楽しいです。

でもそれだと、今の条件が揃ってないと稼げない。

ベルリンの物価が高騰してしまうと生きていけなくなるし。
他の物価の安い街に移っても、そこにライブできる現場があるかどうかはわからない。

なら今やるべきことは、どこででも音楽作って稼げるように技術とノウハウを学ぶことかなと思ってます。

今しか稼げない方法だけじゃなくて、今しか学べでないこと、今しかできない時間の使い方をいつもやってたいですね。

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