書評 音楽理論

名著「ベース・ラインで迷わない本」がDTMでもすごく使える

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「ベース・ラインで迷わない本」、何年か前に購入して少しやってて、日本から自炊してデータにして持ってきてました。

最近になってすごく役にたったので僕なりのこの本の使い方を書いておこうと思います。

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大まかにPart1とPart2にわかれてまして、
Part1は98個の汎用性の高いベースラインが紹介されています。
Part2はベースラインの組み方が解説されています。

4年前は後半(Part2)の、根本的にベースラインをどう作るか、ルート意外にどういう音が使えるかっていう部分を読んでました。

これはこれで当時すごく勉強になりました。
というか、はじめてベースをきちんと勉強した。

ただ当時やっていた音楽に対して、一般的に使われるようなベースラインを使うべき音楽じゃないと考えていたので、前半の有名ベーシストの代表パターン集はほとんど読んでいませんでした。

ところが最近になってむしろ前半(Part1)も使えるということに気づいたのでそっちの方について書きます。

僕の使い方としてはうまくハマりそうなベースラインをさがして、単純にMIDIでタイミング情報だけ打ち込んで、そのあとコードのルート対して何度の音を弾いてるか(下図、赤字で書き足しています)を見ながら作っている曲のコードに合わせて行くという方法です。

その後、既に決まっているメロディーやドラムに合わせてタイミングと音程を適宜修正します。

さらに余裕があれば打ち込んだパターンをキー情報と一緒にLogicのAppleLoopsに登録しています。

これでいつでも呼び出せるわけです。

リットーミュージックのサイトからすべてのパターンのmp3がダウンロードできますので、聴きながらはまりそうなベースラインにあたりを付けていくのもいいかもしれません。そのうちほとんどのパターンが頭に入ると思います。

もちろん、作っている曲によって細かく調整はするのですが、結構ドンピシャではまることが多いです。

世の中のベースラインって実は思っているほどバラエティーに富んでるわけではなくて、ある程度は音楽に効果的に機能するもだけが淘汰されているような感じもします。

 

基本的にはベーシスト向けの本です。

ベースで弾きながらフレーズを作っていく前提で書いてありますし、演奏する際のポイントなんかも書いてあります。

これは打ち込みでベースを表現する際に、そのまま参考になります。

裏を強く弾くとか、音を短く切るとか、フレーズによって譜面を読んだだけでは分からないこと、音を聴いただけでは取り逃しがちなことが分かります。

 

ジャンルはBlues、Funk、Jazz、Jazz Fusion、Latin、Rock、R&Bと並んでいて、すべてベーシストがベースを弾くタイプの音楽です。

つまりヒップホップやエレクトロニカ、テクノみたいな打ち込み系でないですが、そういう音楽に対してはめてみても意外にはまります。

特にこういった電子音楽系や打ち込み系の場合は、はまったベースラインから音を幾つか引くとより良い感じになることが多いです。

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