音楽制作

ハンズ・ジマー風ピアノ音の作り方、velo下げvol上げ

投稿日:

知ってる人は読まなくてもいいようにタイトルで全部書き切っちゃってます。
プラグインによるピアノの音作りに関してです。

Sponsored Links

今回作りたいのは、ハンズ・ジマーを始めとするアメリカ映画の作曲家の楽曲の中でここ数年よく使われる、古びたような非現実的なピアノの音です。

典型的な楽曲だとこの曲でしょうか。


ぱっと聞いた感じでEQで上をカットして作られているように感じますが、いざそうやってみてもなかなかこの感じは出ません。

そこで使われる方法が
すごく低いベロシティーで打ち込んでその分ボリュームを上げるという方法です。

※ベロシティーとはMIDI情報を打ち込む際にどのくらいの強さでその音を鳴らすかという数値です。
多くのプラグインにおいてベロシティーが大きくなれば一般的にボリュームが上がりますが、同時に音色も変わっていきます。

フェーダーを限界まで上げても十分に音量が取れない場合が多いのでEQ等をボリューム上げだけのためにインサートするといいです。

一般的にMIDIキーボードで打ち込んだ場合、ベロシティー70から100周辺で鳴った音を判断基準に音選びをしてしまうケースが多いです。

ベロシティー10から30くらいでどういう音がなるかを確認せずに音作りや音選びをしてしまいがちです。

実際、ピアノは強く弾くほど倍音が多くなっていきます。

つまり弱く弾くほど、倍音の少ないサイン波のような音に近づいて行きます。

このサイン波みたいなピアノの音がここ数年のアメリカ映画でよく使われています。

さらに、ピアノが小さく鳴っているときの音色が、周囲の大きな音(オーケストラなど)とバランスが取れている状況というのは通常は起こり得ないです。

その通常では起こり得ない状況であるということが、結果的に非現実感を印象づける要因になるのだと思います。

 

実際にやって見た音を貼っておきます。

音源はPianoTeqでEQはWAVESのQ1です。
和音(ヴェロシティー70前後)
和音(ヴェロシティー20前後)+EQでボリューム上げ
単音(ヴェロシティー70)
単音(ヴェロシティー20)+EQでボリューム上げ
の順でならしています。

これにさらにEQやリバーブをかけて作っていくとよりイメージに近い音が作れます。

Sponsored Links

Sponsored Links

-音楽制作

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

WebCMからYouTuberまで、BGMを選ぶ際に考慮すべきこと

一緒に仕事をした映像作家の友人と飲んでたのですが 広告映像を作るの時のBGMの選び方の話を聞いたので補足しながら書いておこうと思います。 映像作る人にも音楽作る人にも役立つのではと思います。 以下一人 …

自分の部屋の低音の特性をチェックしておく方法

ベースのフレーズを作っているときなんかに ある音程は大きくて別の音程は小さいっていう状況に出くわしたことがあると思います。 Sponsored Links これはお使いの楽器やプラグインに問題があるわ …

リバーブの大事なこと3つにまとめました

リバーブはすごく重要なエフェクターですが、僕の場合なんとなくで作業をすすめてしまいがちでした。 友人のエンジニアに聞いたり、本や教材を読んで得たリバーブの知識のなかで重要だと思うことを書いてみます。 …

チャンスオペレーションによる現実的発想法、iTune作曲法について

実験音楽やアンビエント・ミュージックを作る人は知ってるであろうチャンス・オペレーション。これを通常の作曲におけるアイデアの発想方法として(私によって)開発されたのがiTune作曲法です。 Sponso …

打ち込みの曲のクオリティーが上がる空気録りテクニック

DAWで曲を作っていると、曲の中で使われた録音素材がすべてコンピューターの中から出てきたものになっているという状況つまりPC内ですべて完結してしまっている状況は多いと思います。

スポンサードリンク