フリーランス 戦略

音楽家になっても役立つ会社員時代に培ったスキル

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会社をやめて音楽家やフリーランスクリエーターになろうと思ってる方に向けて書いてます。

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僕は過去に10年ほど販売業でサラリーマンしていたのですが、仕事は好きでした。

過酷な状況もあったけど、尊敬できる人とも何人も出会えたし、勉強になった。

フリーランスで働いてる現状でも色々と役に立ってます。

よく影響力のある人がメディア上で「会社で働くなんて時間の無駄」みたいなことを言ったりしてますが、最初からフリーランスになるよりも、まず会社で働くほうが効率よく社会で上手くやるコツを得られると思います。

会社員時代に習得したどういうスキルが役に立ってるかを書いてみました。

役立っているスキル

  • 数値化能力
  • 人心掌握術
  • マルチタスク能力とキャパシティーの押し上げ
  • 電話とメール

役立っていないスキル

  • 論理思考能力
  • 問題解決力

数値化する能力は役立つ

予測と実績を数値化して客観視する技術が今でも役に立ってます。

フリーランスになっても数値化すべき部分はたくさんあります。

作業量と成果の数値化
WEBからの問い合わせと契約率
ストックミュージックにおける販売曲数と売上の関係

数字にしないと気づかないってことは沢山あります。

そして数字にして考えない作家が多いのも事実。

時間や労力、成果を数値化せずに音楽制作に夢中になると、ぱっと聞いただけでは分からにような細かいアーティキュレーションに5時間もかけてしまう。

日本の教育過程では物事を数値化して考えるというカリキュラムはありません。

つまりみんな社会人になって会社で覚える。

会社勤めを経験せずに音楽家になる人はこれを自分で学ばなければいけません。

人心掌握術は役立つ

会社のなかで上がるも下がるもコネ次第。

いかに上司に取り入って、かつ後輩や同僚にも好かれてっていうことを極めた人が成功します。

あるいは接客業なんかでもお客さんの趣味趣向や属性を記憶または記録して売上につなげるといったことを習慣にしている人は成績がいいです。

会社にいるときはこういう人付きあいや人間関係が煩わしい。(とくに自分の時間で創作をやってる人には)

だけど人間関係を学ぶ機会はフリーランスや音楽家になると一気に減ります。

つまりそこを苦手としているクリエーターは多いです。

だから会社経験のある人は人付きあいやコネ作りのスキルで競合クリエーターより一歩前に出られます。

会社にいるうちに出来る限り人心掌握術を極めましょう。

マルチタスク能力とキャパ上げは役立つ

同時進行でいくつかの仕事をすすめなければいけないのは、会社員もフリーランスもおなじです。

フリーランスになってからもその技術は必須なので、会社員のうちに自分なりのマルチタスクのコツと限界を学んでおきましょう。

特にフリーランスになると自分のキャパシティーを超えて仕事が入ってくる状態になるまで時間がかかります。

その期間にのんびりと仕事をする癖がついてしまう。(まさに僕)

これは一度癖になってしまうと取り払うのがかなり大変です。

会社で働くと環境の強制力で自分の仕事量や同時進行数を増やさざる得ません。

体感として「このくらい一度に抱えても大丈夫」っていう量を把握して、かつ出来る限り増やして起きたいです。

でフリーランスになったらその感覚をそのまま維持して仕事をする。

僕はドイツに来てから貯金がなくなるまで遊び続けたので、会社員時代に得たこのマルチタスクと仕事量の感覚を失ってしまっていて、目下すこしずつ取り戻しているところです。

電話とメールも役立つ

働いている人は分かると思いますが、電話での受け答えやメールの文面というのは社会人と学生では根本的に違います。

会社に入るとまず最初にそれをおぼえさせられます。

例えばメールだったら先輩がやり取りをしているメールの文面をみてそのまま文章の書き方をコピーしながら習得します。

その段階を経ないままフリーランスで仕事をしている人のメールって、会社で働いている人から見たら簡単に分かります。

これって気にする人はかなり気にします。

クライアントからしたらこっちも1つの会社ですから。

ビジネスメールを正しく書けることや営業マン風の電話の受け答えをできることは自分の作品やサービスの印象に影響を与える大きな要素のひとつです。

役立ってないのは問題解決能力、論理的思考力

論理思考能力や問題解決能力は間違いなく重要です。

しかし最初からフリーランスで働いても同じように身につくと思います。

さらに言うと会社で働く上での論理思考能力や問題解決力実際的にはちょっと種類が違う感じです。

僕が働いていた会社は対面や道理という点で多くの問題が起こる(顧客、社内ともに)のでいろんな問題の大本へ遡っていくと結果的には誰かの見栄や自己顕示欲だったりして、そこを解決することが問題解決の糸口でした。

問題がいつもそこにみつかるので、論理的に考えて問題を解決するというより、問題を作り出している誰かの見栄や欲求はどこにあるのかを探す作業のようになっていました。

これらの能力は本を読んだりしているほうが身につくと思います。

音楽づくりを仕事にした現状は一度も同じタイプの問題には行き当たっていません。

幸運にもいつも問題は目の前の制作物自体の中にあります。

 

__

ちょっと真面目な話になってしまいましたが、お金を貰いながらこういうことを学べるのは会社にいるうちだけです。

なるべく長く会社で働くならそこまで頑張って吸収する必要はないかもしれませんし、仕事が楽しくないのなら仕事中はパワーを温存してそれ以外の時間に全力で人生を楽しめばいいと思います。

しかし、ゆくゆくは辞めて別の事をするつもりなら必死で働いて学ぶべきです。

 

 

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